民泊利用契約書  貸主○○○○(以下「甲」という。)と利用者○○○○(以下「乙」という。)とは、本日甲所有の末尾記載の物件(以下「本件物件」という。)につき、次のとおり民泊利用契約を締結した。  (賃貸の合意) 第1条 甲は乙に対し、本件物件を一時使用賃貸借として次条以下の定めで賃貸し、乙はこれを借り受け、利用料を支払うことを約した。  (用途等) 第2条 乙は、本件物件を宿泊目的のために使用し、他の用途には使用しない。 2 本件物件の利用は、乙及び申込書記載の利用者に限ることとする。  (利用期間・更新) 第3条 この契約の期間は、令和○年○月○日から、令和○年○月○日まで、○日間とする。  (利用料) 第4条 利用料は、1日当たり○円とする。 2 乙は、甲に対し、最終利用日から3日以内に、利用料の合計額を甲の指定する口座に振り込む方法により支払う。振込手数料は乙の負担とする。   3 本件物件の水道ガス光熱費は、利用料に含まれるものとし、乙は、甲に対して、乙の実際の利用料金が、別途甲が定める規定金額を超えた場合に限り、規定金額と実際の利用料金との差額を、甲の請求から1週間以内に、支払うこととする。  (本人確認) 第5条 乙及び申込書記載の利用者は、宿泊者名簿に必要事項を記入するとともに、利用期間の始期の当日までに、甲に対し、本人確認書類(外国人利用者にあっては、旅券)の写しを交付しなければならない。  (設置備品) 第6条 甲は、乙に対し、申込書記載の設置備品を貸与する。 2 設置備品は、本件物件に設置してある現状の備品とし、甲は、乙の利用期間中、消耗品類の追加補充は行わないものとする。  (乙の遵守事項) 第7条 乙は本件物件の利用にあたり、以下を遵守しなければならない。  (1) 本件物件にて周辺地域に迷惑となりうる行為(大声での会話、深夜の窓の開け閉め、屋外での宴会、楽器の使用等)をしてはならない。  (2) 利用にあたって排出したゴミは、市町村における廃棄物の分別方法に従い、指定の場所に捨てなければならない。  (3) ガスコンロは、使用方法を守って使用しなければならない。  (4) そのほか本件物件備付けの「利用上の注意」をよく読み、これを遵守しなければならない。  (契約の解除) 第8条 甲は、乙が次の各号のいずれかに該当するときは、何らの催告なくして、直ちにこの契約を解除することができる。この場合、乙は、甲に対し甲の受けた損害を賠償しなければならない。  (1) 甲に無断で本件物件の造作に変更を加えたとき。  (2) 一度でも利用料の支払を延滞したとき。  (3) 風紀を乱したり、近隣、地域に迷惑となる行為をしたとき。  (4) その他この契約の条項に違反し、甲の催告にもかかわらず相当期間内に是正しないとき。  (明渡し) 第9条 乙は、本契約が終了する日までに、本件物件を明け渡さなければならない。この場合において、乙は通常の使用に伴い生じた損耗を除き、本件物件を原状回復しなければならない。  (規定外事項) 第10条 甲及び乙は、誠実に、この契約を履行し、その解釈に争いが生じたとき、及び、この契約に定めがない事項の生じたときは、相互に、誠意を持って協議し、解決する。  (管轄) 第11条 この契約に関する紛争は、○○裁判所を第一審の管轄裁判所とする。  甲と乙は以上のとおり合意し、その成立の証として、本契約書2通を作成し、各自、署名又は記名捺印の上、各1通宛所持するものとする。  令和〇年○月○日                              甲                               住所 × × × ×                               氏名 〇 〇 〇 〇 印                              乙                               住所 × × × ×                               氏名 〇 〇 〇 〇 印 物 件 の 表 示 1 物件名  ○○マンション   所在   ○○県○○市○町○丁目   家屋番号   構造等  鉄筋コンクリート造○階建て   床面積  ○○u