抵当権一部順位譲渡契約書  ○(以下「甲と」という。)と○(以下「乙」という。)は、甲及び乙が債務者○(以下「丙」という。)に対して有する抵当権につき次のとおり甲の抵当権の一部についてその順位譲渡契約を締結した。  (抵当権一部順位の譲渡) 第1条 甲は、令和○年○月○日付抵当権設定金銭消費貸借契約に基づき、丙に対し貸し渡した金○万円(現在残高○万円)の債権の担保として別紙物件目録記載の土地(以下「本土地」という。)の上に第一順位の抵当権(〇地方法務局〇出張所令和○年○月○日受付第○号)を有しているが、乙が本土地上に有する次の抵当権のため、甲の抵当権の順位を甲の被担保債権の一部〇万円につき乙に譲渡し、乙は、これを譲り受けた。  <乙の抵当権の表示>   乙が令和○年○月○日付抵当権設定金銭消費貸借契約に基づき、丙に貸し渡した金○万円(現在残高○万円)の債権の担保として、本土地に有する第三順位の抵当権(〇地方法務局〇出張所令和○年○月○日受付第○号)  (順位譲渡の通知) 第2条 甲は、前条による抵当権の一部順位譲渡につき、本契約締結後直ちにその旨を丙に通知する義務を負う。  (登記) 第3条 甲及び乙は、第1条による抵当権の一部順位譲渡の付記登記手続を直ちに完了するよう協力する。ただし、登記手続費用は乙の負担とする。 (協議解決) 第4条 本契約に定めのない事項又は本契約の解釈について疑義が生じたときは、甲乙誠意をもって協議のうえ解決する。  (合意管轄) 第5条 甲及び乙は、本契約に関し裁判上の紛争が生じたときは、訴額等に応じ、〇〇簡易裁判所又は〇〇地方裁判所を第1審の専属的合意管轄裁判所とすることに合意する。  甲と乙は以上のとおり合意し、その成立の証として、本契約書2通を作成し、各自、署名又は記名捺印の上、各1通宛所持するものとする。  令和〇年○月○日                              甲                               住所 × × × ×                               氏名 〇 〇 〇 〇 印                              乙                               住所 × × × ×                               氏名 〇 〇 〇 〇 印 物件目録  所在  地番  地目  地積