住 所   株式会社○○○○    代表取締役 ○ ○ ○ ○ 殿  請求人は、令和○年○月○日、貴社と建物建築工事請負契約を締結し、貴社は、本件請負契約に基づき建物(以下、「本件建物」という。)を建築しました。請求人は、令和○年○月○日、貴社から本件建物の引き渡しを受けましたが、その後の大雨の際に多量の雨漏りが生じ、その結果、雨水が本件建物の天井に設置された照明類、本件建物室内の液晶テレビ,コンピューターに浸水し、上記動産類がすべて使用不能になりました。請求人が調査したところ、貴社の工事が不完全であり、貴社が建築した本件建物には、○○○○等の欠陥があることが判明しました。  上記雨漏りは、貴社による不完全な工事に起因するものであります。そこで、請求人は、貴社に対し、本書到達から14 日以内に、本件建物の屋根の修補を行うよう求めます。また、上記雨漏りによる浸水によって使用不能になった動産類の代金相当額の損害として金50 万円の支払いを求めます。修補と同じく本書到達から14 日以内に全額をお支払いくださいますようお願いいたします。                   令和○年○月○日                       住 所                     請求人   ○ ○ ○ ○ 印