自動車抵当権設定契約書

　債権者○（以下「甲」という。）と債務者○（以下「乙」という。）は、次のとおり金銭消費貸借契約及び自動車抵当権設定契約を締結した。

　（金銭消費貸借）
第１条　甲は、乙に対し次の約定で金銭を貸し渡し、乙はこれを借り受けた。
　(1)　金額　金○円
　(2)　利息　年○パーセント
　(3)　損害金　年○パーセント
　(4)　弁済期　令和〇年〇月〇日
　（抵当権の設定）
第２条　乙は前条の債務を担保するために、後記表示自動車（以下「本件自動車」という。）に抵当権を設定した。
　（自動車の保全）
第３条　乙は、本件自動車について移転登録、登録替え又は貸渡しをなす場合、甲の事前の承諾を得るものとする。
　（車両保険及び質権設定）
第４条　乙は、乙の費用負担により、本件自動車について、甲の指定する損害保険会社との間で、車両保険契約を締結するものとする。
２　乙は、前項の保険金請求権について甲のため質権を設定するものとし、質権設定手続を行う。
　（期限の利益の喪失）
第５条　乙が本契約に違反したときは、乙は甲に対し、期限に関わらず直ちに債務を弁済しなければならない。この場合には、乙は弁済すべき金額に対し年〇パーセントの割合による損害金を支払う。
　（契約締結費用）
第６条　本契約締結に要する費用は、乙の負担とする。
（協議解決）
第７条　本契約に定めのない事項又は本契約の解釈について疑義が生じたときは、甲乙誠意をもって協議のうえ解決する。
　（合意管轄）
第８条　甲及び乙は、本契約に関し裁判上の紛争が生じたときは、訴額等に応じ、〇〇簡易裁判所又は〇〇地方裁判所を第１審の専属的合意管轄裁判所とすることに合意する。

　甲と乙は以上のとおり合意し、その成立の証として、本契約書2通を作成し、各自、署名又は記名捺印の上、各１通宛所持するものとする。

　令和〇年○月○日

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　甲
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　住所　×　×　×　×
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　氏名　〇　〇　〇　〇　印
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　乙
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　住所　×　×　×　×
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　氏名　〇　〇　〇　〇　印

自動車の表示
　�@　自動車登録番号
　�A　車台形式（年式）
　�B　車台番号
　�C　原動機の型式
　�D　使用の本拠の位置